日本保育歯科協会について

GREETING

代表理事挨拶

生田図南

皆さま、こんにちは。

私たちの協会の活動にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。

少子高齢化が進む日本において、子どもたちの口腔や全身の健康、そして健全な精神の発育を支援することは極めて重要です。しかし、現在の子どもたちの健康状態は悪化しており、早急に歯科と保育の連携が必要とされています。

保育歯科協会は、歯科関係者と保育士が協力し、子どもたちの健全な成長を目指すことを理念としています。具体的には、歯科医療業界と保育士との交流促進や、歯科医師が保育について学ぶ機会を増やし、保育士資格取得のサポートにも取り組んでおります。また、地域での保育の知識を持つ歯科医師が保育所と連携するシステムの構築や啓発活動も進めています。

今後も皆さまと共に、子どもたちの健やかな成長を支える活動を展開してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本保育歯科協会 代表理事 生田 図南
生田図南

一般社団法人 日本保育歯科協会 理事 藤原康生です。

私は、熊本県天草市の生田歯科医院で副院長をしております。 歯科医師・保育士のダブルライセンスを持つ、歯科医師です。

天草市は超少子高齢化の過疎地で、ほとんどの患者さんが生涯通ってくださるため、妊娠期からはもちろん、出生後は授乳期、乳幼児期、学童期・・・と、子どもたちの口腔内の変化、咬合育成の成果を、数多くの症例として確実に積み上げてきました。 そこから見えてきたのは、子どもの口腔育むためには、歯が生える前、出生からわずか数か月がキーポイントであることです。

先生は、「感受性期」をご存じですか?

ゴールデンタイムと言われる、一生に一度しかない絶対期間、脳や身体が最も成長する期間です。

上あごの感受性期は0~6歳と言われています。

しかし、現在の日本の子どもたちは、食生活の変化や生活習慣の変化により、普通に生活していてはお口が育ちにくい環境下に置かれています。

口腔機能発達不全症・構音障害・歯列不正・お口ぽかんに悩む小児患者が増加し、歯科医師はその対応が早急に求められています。
しかし、歯科医師が保育の知識がないままに、矯正歯科、歯並び治療だけをしても、子どもの健康な体や口腔がしっかりと育たないこともわかっています。

共働き世帯が73.6%と、保育園を利用する家庭が増加する中、子どもたちの健全な発育における保育士の役割が大きくなっています。健康に食べることは一生の健康寿命にもかかわってくることです。

今、そのことを知っている専門家は非常に少なく、指導者もほとんどいない状況です。

子どもたちの未来のために、今、全国的の歯科医師と保育士が力を合わせ、保育と歯科、両方の観点から子どもを育てるプラットホーム「日本保育歯科協会」を設立しました。

歯科医師・保育士・歯科衛生士など、保育と歯科に関わるすべての職種が集い、共に保育歯科を支える場として、会員の先生には最終的には全国47都道府県に最低1医院は拠点医院を担ってたいと考えています。

先生と共に学び、日本の子どもたちの未来を支える「保育歯科」を盛り上げていきましょう。

一般社団法人 日本保育歯科協会 理事 藤原康生
PHILOSOPHY

基本理念

少子高齢化が進む日本において、これからの将来を担う子どもたちの口腔の健康、全身の健康、そして健全な精神の発育を支援することが必要です。
子どもたちの成長過程において重要な役割を果たす歯科関係者と保育士が協力し、子どもたちの健全な育成を目指します。

ACTION

具体的行動

  • 子どもたちの健全育成のための歯科関係者と保育関係者の交流
  • 歯科業界及び保育士総会等での講演活動
  • 保育園での啓発活動
  • 歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科関係者が保育士免許を取得するための教育活動
  • 歯科業界での保育士講師による講演の促進
  • 保護者や子どもたちに対しての保育歯科医師による講演、啓発活動
  • 少子高齢化対策事業の実施とその成果に基づく国内外での啓発活動
  • 各地域の歯科保育連携システムの構築
  • 歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科関係者の保育歯科の知識の向上
  • 前各号に附帯関連する一切の事業
DIRECTOR MEMBER

理事紹介

代表理事
生田図南先生
副代表
理事